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JR西日本:福知山線脱線死亡事故…信楽鉄道事故の教訓は絵に描いた餅だった [★過去ログ【引越記事】]

【2005-05-05 14:50:01の記事】

挙げ出したらキリがない、今回のJR西日本の福知山線脱線転覆死傷事故。

JR史上最悪の、死者107名、負傷者461名(内、重傷者150名)…
これだけの犠牲者を出しながら、JR西日本の対応には些か呆れるしかなくなっている。
会見の矢面に立つ担当者はコロコロと変わり、まるでJR西内部で罪の擦り合いが起きているかのようだ。
当然そんな状況だから、会見の内容にも一貫性がなく、慌てて社長は謝罪会見を開く…
その繰返しにしか見えないのは私だけだろうか?
脱線3時間後にボウリング大会、飲食も JR西の43人
2005年05月05日(木) asahi.com

JR宝塚線の脱線事故が起きた4月25日、JR西日本天王寺車掌区(大阪市天王寺区)の区長(53)ら社員43人が、ボウリング大会を催していたことがわかった。同社は4日夜の記者会見で事実関係を認めたうえで、「計画されていたとはいえ中止すべきだった」として区長らの処分を検討している。同社の垣内剛社長は未明に異例の記者会見を開き、前日発覚した2運転士が事故現場から立ち去って出勤した問題と併せて謝罪した。

同社によると、ボウリング大会は職場内の親睦(しんぼく)を図るために計画。大阪市東住吉区のボウリング場で、事故発生から約3時間後の4月25日午後0時半から約1時間半、催された。当時、現場の惨状がテレビなどで報じられていたが、社員からは中止を求める声は上がらず、2ゲームを楽しんだという。43人は休暇を取っていた。このうち少なくとも22人は大会終了後、近くの店で飲食をしていたという。

午後1時過ぎ、同車掌区から区長に対して事故の状況を伝える連絡が2回にわたって携帯電話にあったが、区長は気づかなかった。同車掌区では26、27両日にも別の社員計約80人が開催する予定だったが、中止になったという。区長は「事故は指令所からの一斉放送で知っていたが、状況を詳しく認識していなかった。非常に軽率だった」と反省しているという。

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脱線連絡受けながら救助指示せず、JR西が謝罪
2005年05月04日(水)  読売新聞

脱線した快速電車に乗り合わせたJR西日本の男性運転士2人が事故後、乗客の救助活動を行わないまま出勤していた問題で、それぞれの所属電車区の当直係長が、ともに2人から事故直後に連絡を受けながら、救助などを指示していなかったことが4日、わかった。

JR西日本は「係長らは社員として、人間として使命を果たしていなかった。申し訳ない」と謝罪、両係長も厳正に処分するとしている。

同社は、事故を報告したのは、森ノ宮電車区の運転士(59)は事故後の出勤途中、尼崎電車区の運転士(27)は職場に着いてからとしていた。しかし、4日の会見で同社は、2人とも事故直後、事故車両内から携帯電話で職場に連絡していたと訂正した。

同社によると、森ノ宮電車区の運転士は4両目で事故に遭い、約2~10分後に計3回、当直の係長(47)に電話、事故の発生と負傷者が多数いること、さらに出勤時間に間に合わないことを伝えた。しかし、係長は返事をするだけで救助などを指示しなかった。係長は「大事故になっているとは思わなかった」と釈明しているという。

尼崎電車区の運転士は事故で約20分間、気を失い、意識が戻った後、6両目の車内から当直係長(46)に電話。係長は「遅れずに来て下さい」と指示したという。

会見で村上恒美・安全推進部長は「(4人とも)鉄道マンとして失格。危機管理の意識が徹底されていなかった。教育を徹底したい」と述べた。
脱線に遭遇、救助せず出勤 JRの運転士2人
2005年05月03日(火)  共同通信

兵庫県尼崎市で脱線したJR福知山線の上り快速電車に、JR西日本の男性運転士2人が乗車、けががなかったのに負傷者の救助活動に加わらず現場を立ち去り、そのまま出勤していたことが3日、分かった。

JR西日本の村上恒美・安全推進部長は3日、大阪市北区の本社で開いた記者会見で事実を認め「人命救助は基本中の基本。負傷者を放置したのは誠に遺憾だ」と陳謝した。

運転士の1人は職場に連絡したが、上司が出勤を黙認した可能性があり、同社は2運転士とこの上司の処分を検討している。

JR西日本によると、2人は尼崎電車区所属の27歳と、森ノ宮電車区所属の59歳。森ノ宮電車区の運転士は4両目、尼崎電車区の運転士は6両目に乗っていた。

事故でお嬢さんを亡くされた藤崎さんへの対応にしても、余りにも誠意に欠ける。
「被害者のお名前住所はプライバシーに関ることなのでお教え出来ません」
って、新聞には何処の誰それって、亡くなった方々のお名前も住所も公表してるじゃない?
母親を心配して遺体の収容施設になっていた体育館を訪れた、故人の中学生の息子さんに、「ここにはいない、病院を探してみろ」との対応もあったと聞き及ぶ。

こうした一連の報道を目の当たりにするにつけ、JR西側には弁護士はいないのか?
そう言ったアドバイスをする人材がいないのか? と、疑わしくなってしまう。

平成3(1991)年の信楽高原鉄道での事故。
この時も40数名の死亡者を出し、10年掛かった裁判に負け、
「二度とこのような事故を起さないよう、安全運行に努めます」
その誓いは何処へいったのだろうか?
最もこの時の副社長は現社長なのだから、忘れたとは言わせない。

最初私は、些か社長には同情的であった(このままでは自殺に追い込まれるのではないか?とさえ思った)が、信楽鉄道事故で同じように頭を下げていた彼の姿を、ある報道番組で見てそれも変わった。
頭を下げるのになれている…のではないかと。

数年前の路線軌道内での救出作業中の救急隊員が、特急電車にはねられ死亡した事故(2次災害)を憶えておいでだろうか? あれもJR西日本であった。
どうしてこれほどまでに人命を軽んじるのか…同じ人間として理解に苦しむ。

マスコミにおいても、一切の後追い取材をしない。
あの信楽鉄道事故も、救急隊員の死亡事故ももっと踏み込んだ後追い取材があり、JR西日本の安全第二の体質まで踏み込んでいっていたならば、今更騒ぎ立て「あれが悪いんだ!」「これが間違っているんだ!」とならずにすんだのではなかろうかとさえ思う。
騒ぐだけなら誰にでも出来る。しかし再発を防止したいのであれば、日頃からマスコミはもっと騒ぐべきなのではなかろうか?

事故を引き起こしたJR側も、何かあった時だけ騒ぎ立てるマスコミも、結局今回の福知山線脱線死亡事故に関して、過去の事故の教訓は「絵に描いた餅」だったのだ。

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