伊・大聖堂への落書き…今度は社会人

今度は社会人…常磐大学高等学校野球部監督ですか（溜息）

伊・大聖堂への落書き、水戸市の高校野球部監督も
2008年6月30日02時45分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080629-OYT1T00228.htm

水戸市の私立常磐大高校（浅岡広一校長）野球部の男性監督（３０）が、世界遺産に登録されているイタリア・フィレンツェ中心部にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に名前などを落書きしていたことが分かった。

関係者によると、落書きは、数年前に個人的な旅行で大聖堂を訪れた際、監督が自分と妻の名前を漢字で書き、ハートマークで囲んだという。同校の調査に対し、監督は事実を認めているという。

茨城県高野連は３０日にも浅岡校長から事情を聞くなどして調査に乗り出す。事実と判明した場合には、日本高野連に報告するとしている。同校は、昨年夏の県大会で準優勝している。

でもこの問題、ネットでは随分前から知れ渡っていた事にあるにも関わらず、今更感もある。
しかし善意の第三者はある種の偽善的行為で、学校に知らせるのではなく、高野連に直接連絡を入れている。
やった本人も常識を欠いているなら、連絡を入れた人物も些か常識的ではない。
最近のクレームの傾向は、現場に入れられるものではなく、直接その最高機関へ入れられる傾向がある。
その方が対応が早いと思っているのか？　はたまた効果があるのと思っているのかは知らないが、現場を無視した、ド下手なクレームの入れ方には、オバカ丸出しで閉口してしまう。
自分はいい事をしたと酔っているのだろうが、返って入れる側と入れられた側で確執が出来る事となり、逆効果になる場合が大にして起きる。
クレームは徐々に上に上げていくのが効果的である事をお忘れめさるな♪

さて本題に戻って…
先の２件は大学生だった。
今回話題にされているのは、教職にある社会人で子供を指導する立場にある人物だ。
新婚旅行でイタリアに行ったとの話が出てきているが、まさか旅行先で落書きを仕出かすとは、職場の人たちも夢にも思ってはいなかっただろう。
普通、教職にある人間であれば、常識的行動をするとの思い込みもあるだろうし…

きっと「旅の恥はかき捨て」なんでしょうね？
でも最近は、意味を取り違えられているので、本来の意味をご紹介しておきましょう♪

旅先では知る人もいないし、長く滞在するわけでもないから、恥をかいてもその場限りのものである。
大辞林（三省堂刊より）

世界遺産に落書きして、一生物に恥になってしまいましたね。

大人としての対応をしてくださる事を望みます。
現地での落書き消しボランティア、１ヶ月なんていかがでしょう？

それにしても可哀想なのは、その監督の指導を受けていた野球部員の面々ですね。
アホが直接高野連にタレこんだ事で、もしかしたら甲子園の夢が絶たれてしまうことも…
そこまで考えて高野連にタレこんだとしたら、学校か監督に個人的恨みがある人物とか？
考えなしの行動は、想像力をかき立たせられるものです。
善意の第三者の方々は、間違った選択をなさらないように、ご注意下さいね。

タグ：須田武志＆梢 野球部監督 イタリア 落書き 世界遺産 常磐大学高等学校 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

コメント 3

迦陵頻紅様

いつもnice！頂き、ありがとうございます。
by みかんママ (2008-06-30 23:06) 

こういう世界遺産レベルのような遺跡に落書きをした人間は、現在国際法でしか裁かれないのでしょうか。

日本の恥なので、是非とも『国内法でも罰則適用』が出来るようにして欲しいですね。

でなければ、落書きされた側の方々だけではなく、世界の人々から日本は白い目で見られる事でしょう。

日本は無宗派な人々が大部分ですが、日本以外の国々は国の基本は『宗教』です。

その宗教を汚された人達にとっては国を汚されたに等しいと思います。

是非とも、国内法適用を！
by しもむ (2008-06-30 23:34) 

しもむ様

ようこそ♪
「知らなかった」では済まされない事でしょうが、
現代はそれでまかり通る風潮にあります。

過ちを起こした先が海外で、対象がその国の物なので
国内法の適応は、多分難しいでしょう。

関係各所では甘い処罰と言っている方々もお出でですが
日本国内では、それで限界（むしろ過剰）であると思われます。

国内で起こした事に関しては比較的無頓着であるので
海外で起こした事にヒステリー的に騒ぎ立てても仕方ないとも思われます。

要は被害を受けた先の裁量次第なのですから…
by みかんママ (2008-07-01 06:32)