SSブログ
リンク&ご支援、ご協力お願いします!
SA・TO・MI ~娘への想い~
http://blog.goo.ne.jp/npo-friends
【ご協力のお願い】広島女子高生刺殺事件:当ブログでの紹介記事

NET de ボランティア総合案内
レッドクリフ+日本赤十字社 活動資金への協力
SayLOVE 2008 ~飢餓・貧困のない世界作り

間寛平 地球1周「アースマラソン」
地球1周「アースマラソン」
EARTH MARATHONYouTubeBLOG

テロリストは弱者を踏み台に肥大する [├時事:海外]

カブール大学医学部の准教授が、この程まとめた調査結果を公表した。
それによると自爆テロの被害者は、その場に居合わせた市民だけではなく、
自爆した本人もまた被害者である事がある場合が多分にある事を明示した。

2年ほど前から独自で実行犯の遺体を検分したラドガリ准教授は、
80体の遺体の内の65%に当たる52体が、自爆前より体の一部が欠損している
身体障害者だったとしている。

障害者などの社会的弱者の救済が、自爆テロ防止の唯一の手立てだとも言える。
しかしどんな福祉国家であろうと、先進国であっても
弱者救済などの施策が整っている国などないに等しい。

そうであっても、タリバンのやり方には憤りを感じる。
知的障害者の女性や視覚障害者の男性の体に巻きつけたリモート爆弾。
戦争被害で手足などを失い生活に困窮する障害者が、自爆犯に仕立て上げられている。
その現実をどう受け止めるかは、個々の判断だと思う。

この地道な調査結果を踏まえた上で、アフガンに今、どのような支援が必要なのかを
再検討してみる必要があるのではないだろうか?
既にアフガン国内でのNPOなどの一般人の活動は、極めて予断を許さない状況である。
で、あるならば…答えは自ずと出てくる気もする。
しかし憲法上、日本にはその支援は極めて困難である。

奇しくもかつて貴族院の南原繁議員が危惧していた状況がそこにある。
今まで、お金で解決してきた国際貢献。今、日本はその難局に直面している。

互に血と汗の犠牲を払うことなしで、世界恒久平和の確立をする国連に参加できるのか?

今一度、忌憚なき討論を期待したい。

人気ブログランキングへ
↑ポチッとクリック↓お願いします。
  

タリバン:自爆「6割が身体障害者」カブール大准教授
毎日新聞 2008年10月20日 2時30分
http://mainichi.jp/select/today/news/20081020k0000m030105000c.html

【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンで増加し続けている自爆テロ事件で、実行犯の6割以上が身体障害者だったことが、カブール大学医学部のルサフ・ラドガリ准教授(32)の調査でわかった。障害者の多くが地雷や不発弾の爆発で手足を失った住民とみられ、武装勢力タリバンが、社会的弱者の障害者を自爆犯として利用している実態が明らかになった。

准教授は2年前から、カブールを中心に自爆テロの実行犯の遺体80体を独自に検分。うち65%に当たる52体が、手や足、指などが自爆前から欠損している身体障害者だった。

准教授は現場に残された義足や歩行補助具の流通ルートを調べ、うち1件は06年、カブールの援助団体が中部ロガール州で地雷被害に遭った男性に贈ったものであったことも突き止めた。

タリバンは「米軍の空爆による犠牲者の遺族が、(志願して)自爆している」と主張している。准教授は「手足などを失い失業して貧困に陥った障害者が、家族の生活を保障するなどと口約束されて、自爆している可能性がある」と指摘する。

准教授は近く、タイ・バンコクの研究機関の支援を得て、自爆犯のDNA鑑定を開始する。「民族、出身国などを割り出し、自爆の背景を科学的に解明したい」という。

【ことば】アフガニスタンでの自爆テロ
90年代の内戦時代まではアフガニスタンには自爆テロはなく、国際テロ組織アルカイダ系の外国人が持ち込んだとみられる。03年のイラク開戦後、イラクで自爆テロが頻発するのに合わせてアフガンでも外国軍や政府組織などを狙った自爆が急増。国連の調査では、05年に17件だったのが、06年123件、07年は約150件、08年も増加傾向にある。

自爆テロ:防止へ弱者救済が急務 カブール大准教授
毎日新聞 2008年10月20日 2時30分
http://mainichi.jp/select/world/news/20081020k0000m030106000c.html

【ニューデリー栗田慎一】カブール大学医学部のルサフ・ラドガリ准教授(32)の調査は、戦争被害で手足などを失い生活に困窮する障害者が、自爆犯に仕立て上げられているとの衝撃的な事実を明らかにした。30年以上続く戦乱で、国土の至る所に未処理の地雷や不発弾が残るアフガニスタンの現状が、国際テロ組織アルカイダや武装勢力タリバンによる自爆犯の「リクルート」を容易にしている。一方で調査結果は、障害者など社会的弱者の救済が自爆テロ防止に役立つことも示唆している。

タリバン幹部の一人は毎日新聞の取材に、「自爆は敵に確実な打撃と恐怖を与えることができる」と語る。アフガンの影響を受け、隣国のパキスタンでも急増。またロンドン(05年7月)、インドネシア・バリ島(02年10月と05年10月)など、世界中に広がりつつある。

イラクでは2月、知的障害者とみられる女性2人の体に巻かれた爆弾が遠隔操作で爆破され、少なくとも91人が死亡する事件があった。一方、アフガンでも5月、南部カンダハル州で警察の車列前で男が自爆。その後の警察の調べで、男は視覚障害者で、体に巻き付けられた爆弾が遠隔操作で爆破された可能性が強いことがわかった。

男は家族からも見捨てられ、路上で物ごいをする生活をしていた。何も知らされないまま、何者かに「自爆犯」にされた可能性が強い。社会的弱者を「自爆犯」に仕立てる手口は、ますます過激化、悪質化している。

治安が極端に悪化するなかで、アフガン政府軍や警察は自爆からの防御で手いっぱいで、自爆犯の背景を探る余裕はない。ラドガリ准教授は「自爆犯の多くが、宗教や政治的な動機ではないことがわかった。祖国から自爆という悲劇をなくすためには、客観的に背景と原因を探る必要がある。調査が、平和を達成するための一助になると信じる」と語った。

nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 3

コメント 4

しもむ

自爆テロにされかけた『被害者』の証言では、

アルカイダ系テロリストは、自爆する人間を選び、睡眠時間2時間以下で、ずーっとジハードのビデオを観せ続けながら、ジハードについての賛美する内容を説き、『洗脳』させると聞きました。

それで、自分自身が何をするかも知らされないまま図書館やら人が集まりそうな場所に行けと言われて、その場所に付くと、渡されていたバックがリモートコントロールで自爆する、と言ってました。

証言された方は爆弾が不発で、自分のバックに爆弾を発見して、警察に助けを求めて助かったとのこと。

しかし、最近は『家族の生活と引き替え』なのですね…。

被害者による被害者の拡大。

聞いてて辛いです。
by しもむ (2008-10-20 20:47) 

みかんママ

しもむ様

こんばんわ♪ いつもnice!&コメントありがとうございます。
しもむさんは、純粋なのですね。

>しかし、最近は『家族の生活と引き替え』なのですね…。

そんな美談、ある訳がないでしょう。実現しない約束ですよ。
前者の不眠によるマインドコントロールだって、新人教育の常套手段です。
むしろ「自分も被害者」であると警察に助けを求めた事に、懐疑的になってしまいます。
限りなく素人に近いテロリストだったのでしょうね。
by みかんママ (2008-10-20 21:44) 

みかんママ

僕もくま私もくま様

こんばんわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-21 19:17) 

みかんママ

yukikaze様

おはようございます♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-22 11:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0



 ポイント ちょびリッチ ポイントサイト「ポイントインカム」 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。