【ホンジュラス情勢】帰国を強行、暴動で10代男女死亡

ドイツ国際平和村イベントお知らせ

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次期大統領選への立候補をしないのなら、何故帰国する！？

　
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「帰国したら市民の間で激しい衝突が起こるかもしれない。大変だ」と心配する声が出ていた。

奇しくもその言葉は現実のものとなった。犠牲者は、10代の男女…
この事実を、ホンジュラス暫定政権とセラヤ元大統領はどう思っている？

米国にならって導入した新自由主義経済政策の失敗。
どの国も主要産業は外資に牛耳られ、貧富の差はいっそう拡大した。
（日本でも「格差社会」との名称で非難されている）
国民の間には「米国憎し」の感情が芽生え、民主的手段で政権を取ろうと思えば、
セラヤ元大統領は「親米」でありながら、国民に迎合し「反米」の看板を掲げるようになった。

それにしても腑に落ちないのは、それまで催涙弾でのみで応戦していた警官隊が、
今回、何をトチ狂って実弾を発射したかだ。

セラヤ氏の帰国を目前に控え、空港周辺に集まった３万もの群集。
数千の警官隊では、制止、解散を促すのは困難な状況だったのであろう。

それにしても不可解な「クーデター」騒ぎだ。

軍とすれば、反米色を強めキューバ、ベネズエラなど中南米の“左翼反米連合”との結びつきを強めるセラヤ氏をクーデターという手段で放逐しても、米国だけは支持してくれると信じたに違いない。軍の幹部エリートは大半が米国留学組でもある。しかし、ブッシュ前政権ならいざしらず、中南米との新思考外交を模索するオバマ政権には、かつての誼（よしみ）が通用するとみるのは甘かった。

単なる読みの甘さだろうか？
この論法で行けばアメリカは、キューバ、ベネズエラと関係構築の為に
ホンジュラスを人柱にしたのではないか？

ホンジュラス暫定政権が100%間違っていないとは、決して言えない。
しかし少なくともセラヤ元大統領の言い分よりは、間違っていない。
ホンジュラスと言う国自体、セラヤ元大統領に嵌められた…そんな考えすら台頭する筆者であった。

犠牲になった子供たちのご冥福をお祈り致します。

　

タグ：ホンジュラス セラヤ元大統領 帰国 強行 警官隊 デモ隊 衝突

コメント 6

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あんれに様

こんにちわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-07-06 13:37) 

パパス＆ジェクト様

こんにちわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-07-06 13:39) 

甘党大王様

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by みかんママ (2009-07-06 13:40) 

ホタルの館様

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by みかんママ (2009-07-06 18:47) 

xml_xsl様

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by みかんママ (2009-07-06 18:48) 

erect様

こんにちわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-07-07 11:41)