中国炭坑爆発事故

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半世紀前までの日本のようだ…

　
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中国北東部、ロシアとの国境にほど近い黒竜江省鶴崗市付近の炭坑で
2009年11月21日に発生した爆発事故…

死者数は22日朝には87人とされたが、新華社通信は鶴崗市当局者の話として、
同日夜までに92人に達したと報じた。

中国の炭鉱事故の頻度を見ていると、まるで半世紀前までの日本に酷似する。
しかし最新の設備を充実させてもガス爆発を防ぐ抜本的な解決法は
21世紀初頭になっても確立されておらず、
中国など途上国の炭鉱では度々事故が発生している。

石炭を含む炭層には、石炭が生成される時の副産物としてメタンガスが溜まっている事が多く、
また石炭の粉塵が発生しやすい環境である為、掘削の際に発生した火花などによって
引火して爆発が起こることもある。

常に危険（死）と隣り合わせの現場であるのだ。
日本においては戦後、危険な現場での安全対策に力を注いだ。
しかし中国ではどうか？
2005年には3,341件の事故により5,000人以上の労働者が亡くなったという。

1469年、農夫の伝治左衛門が三池郡稲荷村の稲荷山（現在の大牟田市大浦町付近）で
「燃ゆる石」（石炭）を発見したと言われている町で、
燃える石発見から約500年後に生まれ、育った筆者。

1721年には柳河藩家老、小野春信が藩主より土地を拝領し、
平野鷹取山（高取山）にての石炭採掘が始まっている。
採掘作業に関しては、実に300年近い歴史を持っている。

ヤマの男たちは、その日無事に帰って来る保障がなく、
朝、ヤマに入る時が今生の別れになるかもしれないと言う思いは、
ヤマが閉じるまで変わることなく続いていた。
まるで戦争に出向く兵士の面持ちなのである。

戦前は囚人労働、戦中は捕虜労働、戦後は復員兵を中心とした労働者確保が行われていた。
時代と共にその形態を変えて来た炭鉱も、2000年を迎え次々と閉山に追い込まれた日本。

中国にことの深刻さが分かっているかは不明だが…
国自体に人権を尊ぶ事のない国である。
労働者の生命を守ろうとする精神がない国の炭鉱事故はなくならないだろう。

亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

　

　
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コメント 10

ご無沙汰しています<(_ _)>

たまにニュースになると思うのだけど
これがエジプトの発掘現場だと
なんか　高尚な事故に聞こえて
炭坑だと　後進国の不用心に聞こえる

ご冥福をお祈りします～
by chunta (2009-11-23 12:21) 

やまがたん様

こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-11-23 23:51) 

chunta様

こんばんわ＾＾　いつもnice！&コメントありがとうございます。
まぁ炭鉱は３Kですから、致し方ないでしょう。
きつい、汚い、危険…今時の日本人には出来ない仕事ですしね。
by みかんママ (2009-11-23 23:55) 

toshi様

こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-11-23 23:56) 

あんれに様

こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-11-23 23:58) 

flutist様

こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-11-23 23:59) 

c_yuhki様

こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
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こんばんわ＾＾　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-11-24 00:02) 

とん様

おはようございます＾＾　いつもnice！ありがとうございます♪
by みかんママ (2009-11-24 07:52) 

gaiagear様

おはようございます＾＾　いつもnice！ありがとうございます♪
by みかんママ (2009-11-24 08:05)