猛抗議は当然の結果～朝日新聞・夕刊コラム「素粒子」

「死に神」に被害者団体抗議＝「侮辱的、感情逆なで」
2008/06/25-17:48 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062500761

１３人の死刑を執行した鳩山邦夫法相を「死に神」と表現した朝日新聞の記事について、「全国犯罪被害者の会（あすの会）」は２５日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる。侮辱的で感情を逆なでされた」とする抗議文を、同日付で朝日新聞に送ったことを明らかにした。

抗議文で同会は「法律に従って執行を命じたにすぎない法相を非難することは、法治国家を否定することになる」と批判。記事の意図などについて同社に回答を求めた。

極めて当然の反応でしょう。
しかも法治国家としては、法の遵守をした法相が言論弾圧をされているのだから、
言論の自由も社会正義もあったもんじゃない。

刑事訴訟法 第475条
1 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2 前項の命令は、判決確定の日から６箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。

参考リンク
死刑被執行者：http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/sikeisikkou.htm

確かに死刑なんて刑罰、ないに越したことはないですよね。
私は「死刑廃止論者」ではありません。

死刑と言う刑罰、それは国を頂点とした被害者一人一人と、ひいては国民である私たち一人一人が死刑判決を受けた人たちに下した刑罰だと思っています。

刑が執行されたからと言って、犯罪被害者の遺族の方々の心の傷は、おそらく癒えることはないのですから…
朝日新聞はそんな簡単な事も分からず、無責任な紙面をこれからも作っていくのだろうか？

タグ：朝日新聞 死神 素粒子 犯罪被害者遺族会 鳩山法相 死刑執行