あの衝撃的な事故…覚えていますか？

忘れないで下さい。
JR西日本：福知山線脱線死亡事故…信楽鉄道事故の教訓は絵に描いた餅だった
http://jiji-bibouroku.blog.so-net.ne.jp/2005-05-05

あの日、私は仕事先で第一報を耳にしました。
言葉では言い表しようのない衝撃…普段利用している電車と同じモノが、
マンションに激突し、溶けた飴のように潰れて、くの字に曲がり大破している光景。
私の中では常識の想定外の光景でした。

その後、電車通勤だった私は、出口の近い先頭車両を避け３両目以降に乗るようになってしまうほど
この事故は衝撃的でした…

　

裁判員制度開始に伴い、兵庫県警が新たな取組みを試みようとしています。

福知山線事故、兵庫県警が全遺族宅を訪問し送検内容通知へ
2008年8月11日03時02分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080811-OYT1T00008.htm

兵庫県尼崎市で2005年4月に起きたＪＲ福知山線脱線事故で、兵庫県警は、ＪＲ西日本の山崎正夫社長（６５）ら歴代幹部を業務上過失致死傷容疑で書類送検する前に、犠牲になった106人の全遺族宅を訪問し、送検内容を伝えることを決めた。

562人の負傷者には手紙で伝える。遺族らの被害感情に配慮した措置で、県警は今月下旬にも実施し、９月に書類送検する方針。こうした事前通知は、全国初の試みになる。

捜査関係者によると、送検するのは、山崎社長ら９人と、死亡した高見隆二郎運転士（当時２３歳）。遺族らに伝えるのは、送検対象の幹部名、容疑事実など。

刑事訴訟法47条は、訴訟に関する記録を公判前に公開することを禁じている。しかし、条文に「公益上、必要な場合または相当な理由があれば公開できる」とのただし書きがあることや、被害者が刑事裁判に参加できる制度が今秋にも始まることから、事前通知を決めた。

県警は、1996年12月の現場カーブ付け替え時に、自動列車停止装置（ATS）を設置せず安全対策を怠った過失を最も重視。当時、鉄道本部長だった山崎社長や前任の元ＪＲ四国社長ら計５人について、送検時に付ける４段階の情状意見のうち、起訴を前提とした「厳重処分」に次いで重い「相当処分」の意見書を付ける。

他の４人は、ＪＲ西日本がATS整備を決定した03年9月当時、鉄道本部長だった元専務ら。県警は、被害者らの告訴を受けて送検するが、96年時点でATSが設置されていれば事故を防げたことから、起訴を求めない方針。

神戸地検は起訴の可否について慎重に検討する。

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似たようなケースは増えていくのだろうか…？
この取組みが市民権を得られれば、一部では解禁の傾向となる事は必至。
被害者への捜査報告も兼ねての重要な位置づけとなるだろう。
こと、公共機関の重大事故には、全く予期せず一般市民が巻き添えとなる可能性が非常に高い。
可能な限り定着させていって欲しい取組みである。

３年と言う時間が経ちはしましたが、
改めてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、
今尚心身ともに傷つかれた方々の傷が癒されますよう、お祈り申し上げます。

タグ：福知山線脱線死傷事故 ＪＲ西日本

コメント 3

ロク様

こんにちわ♪
いつもnice！ありがとうございます♪
by みかんママ (2008-08-12 16:39) 

事故をおこす前年０４年に、環境イベントや見本市、講演会などで「サスペンションやダンパーやエアバックとブレーキを簡易化、小型化して車体を軽量化し、

運行エネルギーとＣＯ2の削減で環境保護に寄与していきたい」　　と、元気に発表していました。

事故後の検証番組で専門家が「なんでこんなに弱くなっているんだ？」　　「なんでこんなに小さくなったんだ？」　　「なんでこんなに細いんだ？」　　「なんで

こんなに厚みがうすくなったんだ？」　　と、
指摘をしたのとおなじ部分の“改善”をネットのＪＲのサイトでみつけたので云っておきます。



by shinabamorotomo (2009-03-15 17:30) 

shinabamorotomo様

情報ありがとうございます。
by みかんママ (2009-03-15 17:44)