韓国のお国事情とアスリートのメダルへのこだわり

勝つ為には手段を選んではいられない…
日本人には到底理解できない事情だってある。
確かに大韓民国という国や、一部韓国人に対して
日本人はあまり好ましい感情を抱いていない上に
最近日本では沈静化し、韓国を増長させて「竹島問題」などが
まだ目の前でくすぶっている。

日本では好きな職業に就き、好きなだけ何かを極めることが出来る。
しかし隣国大韓民国では、それが許されない…兵役の壁があるのである。

　

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李また決めた！「日本のファンには申し訳ない」
8月23日 7時00分 更新　スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/08/23/07.html

【北京五輪　野球・韓国６−２日本】　その白球にナインの熱い思いが詰まっていた。同点の８回１死一塁。李スンヨプの打球が北京の青空に吸い込まれる。不振のどん底にいた主砲は両手を天に突き上げた。

「きのうの夜まで本当につらかった。調子がいい時なら打てなかったかもしれない。状態が悪いから真っすぐ１本だけに絞っていた」。この打席まで通算２５打数３安打の打率・１２０にまで落ち込んでいた。まさに起死回生の一発。００年シドニー五輪３位決定戦でも松坂（レッドソックス）から決勝二塁打を放った。またも韓国の英雄が日本の前に立ちはだかった。

「日本チーム、日本のファンには申し訳ない気持ちがある。でもこれが野球。われわれには軍隊の問題があったから」

２０歳以上の成人に課される韓国の兵役義務。メダル確定で、通常の２年間が４週間に短縮されるという。過去にも国際大会で多くの後輩に免除の恵みをもたらし「兵役免除ブローカー」の異名を持つ李スンヨプはこの日朝、兵役を待つ１４人の選手に「オレを信じろ！」と訴えており「（１４人が）兵役に行かないでいい。よかった」と喜んだ。

予選リーグから８連勝で韓国初の決勝進出。金卿文（キム・ギョンムン）監督は「日本が故意に（米国に負けて）韓国を相手に選んだとも、こちらを見くびったとも思わない。ただ韓国と対戦する時はプレッシャーを感じているのではないか」と興奮気味に話した。０４年アテネはアジア予選で敗退。悲願の金メダルへ李スンヨプが最後の大仕事に挑む。

≪２０歳左腕　またも日本斬り≫２０歳左腕がまたも日本打線を牛耳った。１６日に続く２度目の日本戦先発となった金広鉉（キム・グァンヒョン）が、８回を６安打２失点。前回は５回１／３を３安打１失点だったが「日本の打者が自分を研究してきたのが分かった。だから投球パターンを変えたんだ」。チェンジアップ、カーブでタイミングを外し、４回以降は二塁を踏ませず。自身の好投での決勝進出に「ハッピーだ」と声を弾ませた。

たかが２年の兵役で…
スポーツ選手や人気商売（芸能人など）にとって、たかが２年なのでしょうか？
世間から忘れ去られるのに、２年は充分すぎるほどの時間だと思います。
兵役のない日本人には、全く分からない感覚なのかもしれません。

２年と言う時間（厳密には２６ヶ月・陸軍の場合）を兵役に奪われ、
スポーツ選手が兵役以前の感覚を取り戻すには、同じ時間を要すると言われています。
取り戻せればよい方です。万が一取り戻せなければ引退です。

ただし下記の条件に１つでも当てはまれば、兵役は免除されます。
１.健康上の理由があって兵役が不適当
２.１人っ子で死亡すると家を継ぐ者がいない
３.外国籍を持っている
４.スポーツなどで、特にめざましい成績を達成(*1)
５.高校を卒業していない
(*1)オリンピックの銅メダル以上、サッカー・ワールドカップのベスト16以上、WBCのベスト４以上など。

今回、韓国チームのメンバーで日本のプロ野球・読売巨人軍に籍を置く
イ・スンヨプ選手が謝罪の言葉を口にした。
彼にしてみればチームメートでもある上原、阿部は共に釜の飯を食った仲間である。
他の選手も同じグラウンドで雌雄を決するライバルたちである。

ゲーム後の両チームの健闘を讃えあう握手の際、リ選手は帽子を脱ぎ星野監督に深々と頭を下げているシーンの写真が激写されていたのに気がついた。
彼の思いは如何ばかりかと、計り知れない思いもあるだろう。
しかしそれは彼だけではない。

巨人ナイン　李の活躍に複雑な表情
2008年08月23日　スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/08/23/14.html

北京五輪の日本―韓国戦をテレビで観戦した巨人ナインは、チームメート・李スンヨプの決勝本塁打に複雑な表情を浮かべた。先発投手陣の練習の合間に、ジャイアンツ球場の室内練習場で一発の映像を見た高橋尚は「だから韓国の４番にいるんだね」と、日本の金メダルを阻止する打球を振り返った。内海は「しようがないですよ」と話した。

しかし彼は自分の仕事をきちんと果たしたのだから、謝ることはなかったしその筋合いもないだろう。
彼の気持ちが、どこかしら修まりがつかなかったのだろう。

非常に複雑な思いが交差する試合だった事には違いない、韓国戦だった。

▼参考リンク
韓国の兵役事情（１）
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060323A/index.htm
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060323A/index2.htm
韓国の兵役事情（２）
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060326A/index.htm
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060326A/index2.htm

タグ：北京五輪 北京オリンピック オリンピック 李スンヨプ 野球

コメント 6

勝負は時の運…とはいえ、本業である所属チームでは二軍落ちしてた選手が日本の敗退に一役かったとは何たる運命の悪戯か…
by すさ (2008-08-23 17:16) 

ご訪問ありがとうございました。

確か以前、別のIDで「大阪市営地下鉄の換気口落書き」の件で書き込みさせていただいたと思いますｗ
by ホタルの館 (2008-08-23 17:21) 

すささん＞

コメントありがとうございます。
李選手は彼の仕事を見事になし得ました。
例え日本でどのような待遇を受けていようとも、それは関係ないことで、
むしろ「謝罪するべきではなかった」とすら私は思いました。

運命の悪戯でも何でもありません。
大リーグに籍を置き、オリンピックに参加した選手も
過去日本にいたはずですが…同じではないですか♪
by みかんママ (2008-08-23 17:30) 

ほたるの館様

ようこそ♪
nice！＆コメントありがとうございます。
別IDのあの方でしたか♪
その節はありがとうございました。

これからもヨロシクお願いします。

by みかんママ (2008-08-23 17:34) 

謝罪云々は仰る通り。細かく言えば｢成績不振で二軍落ちしてる選手に引導を渡される日本チームのだらしなさ｣を表現していたモノであり、李選手自体の活躍に敬意を表するものであります(汗)
by すさ (2008-08-24 02:50) 

すさ様

日本国内でも色々と弊害が出てきているようですよ。
期待しすぎていたツケかもしれませんね。
by みかんママ (2008-08-24 15:02)