【授業料・給食費滞納問題】勝手な解釈をする保護者

ドイツ国際平和村イベントお知らせ

何だか、この国の一部の国民は異常だと思う事もしばしば…
義務教育における「給食費滞納」に関して、
「義務教育で、何故払わなくてはならないのか？」って言い訳と言うか
逆切れする父兄もいるとか…おかしいでしょう？
義務教育だから、学校を辞めさせられる訳がない。
そんな訳の分からない論法で、学校職員を愚弄するバカ親が増殖している昨近。

でも学校に通わせる最低限の条件を守らなければ、
例え義務教育でも、辞めさせて親を逮捕しても良いんではないかと思うんだけど…。

義務教育は、子供が教育を受ける義務ではなく、
「親が子供に教育を受けさせなくてはならない義務」なのだから…

親が給食費の支払を拒否すると言う事は、
その義務の一端を放棄している事になるだろう？
つまり義務教育を受けさせる事を拒んでいることではないか？

給食は任意にするのも、良いかもしれない。
食券制にでもして、食券購入しない者は弁当持参。
全てを親の義務にしてしまえば、問題は解決するように思うのだが。
ある意味、徹底した義務教育化(＾o＾)b

筆者の子供たちが通った公立中学では、中学だからこそなのだが
給食があったが、選択制だった。
上記に述べたように、食券購入制で、しかも予約制。
勿論当日キャンセルがあれば、弁当を忘れた者の食券購入も可能。
購買もあり菓子パンや惣菜パンの購入も可能だが、数に限りがあり
コチラも朝一で予約制。

オマケに生活困難家庭向けに、給食の補助制度もあり、
就学援助金も僅かだが支給される。
（どこの自治体にもあるはずなので、利用するのもテだろう。
但し収入制限があり、全額免除か一部免除となる）
これらを利用しなければならないほど、困窮している訳でもない者が
何故支払を怠るのか甚だ疑問である。
制度のお知らせは、新入生は入学直後、継続の場合は年度末に案内させているので
知らない者はいないはずである。

マスコミで報じられているような、悪質な状況であれば
法治国家としても、親の子供に対する義務を明確にしなければならない。
多分ではあるが、滞納者は以下の内容を盾にしているかと思われる。

日本国憲法第26条第2項
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
※多分に見直しの余地あり

詰まる所、教育部分に関するものは「無償」、授業料が免除されると言う事を、
就学に関する「全てが無償」と拡大解釈した結果だろう。
個人で使う教材に関しては有償であるのは当然であり、
それすらも「無償」の範囲との解釈は、親の怠慢他ならない。

特に給食費に関しては、とみに酷い！
だからこそ就学援助制度があり、一部中等教育の現場では
給食選択性が導入されているのだろう。

その制度を利用しようともせず、放置するだけ放置し、
また経済的に余裕がある家庭であるにも関わらず
「義務教育は無償だから、給食費など払う義務はない」
と、悪びれる事もなく言い放つ非常識な輩には、
厳罰に処しても問題はないのではなかろうかと思う筆者であった。

　
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＜未納給食費＞校長ら780万円「自腹」　鳥取市小中学校
3月15日2時30分配信 毎日新聞
Yahoo!news：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090315-00000006-mai-soci

鳥取市立の小中学校で０５、０６年度に未納になった給食費計約７８０万円が校長や教員の個人負担や、ＰＴＡ会費などで立て替えられたままになっている。市教委は「立て替えは今も全国的に行われているはずで、改善する」として、０７年度以降の未納分を一般会計で補てんすることにしたが、０５、０６年度分は措置しない方針。景気悪化で経済的に苦しい家庭が増える中、校長らが不況のツケを押し付けられた格好だ。

市教委によると、１人当たりの年間給食費は小学校が約５万円、中学校が約５万７０００円。文部科学省の全国調査（０５年度）と市の０６、０７年度の調査によると、同市の未納額は０５年度４４７万円（０６年１１月時点）▽０６年度３３３万円（０７年同）▽０７年度１９８万円（０８年１０月時点）。０７年度は小学校４４校のうち１２校で、中学校は１８校のうち１１校で未納があった。

市教委の担当者は「徴収のために家庭訪問すると、失業や離婚などによる経済的困窮を訴えられるケースが多い」と話す。ある校長は「未納額が十数万円にもなり、大半を負担している校長もいる」という。

このため改善を求める声が上がり、市教委は０７年度分以降について、督促に応じない未納者に対し簡裁に督促を申し立てたり、悪質なケースでは債権差し押さえ命令を地裁に申し立てるなど納付率アップに向け対応を厳しくした。秋山光行・市教委体育課長は「全国でも学校側が負担している所はあるはず。鳥取市は解決に向けて一歩進んだ」と話す。しかし、市教委は０５、０６年度分については「学校任せ」の方針だという。

文科省の全国調査では０５年度の未納額は約２２億３０００万円に上るが、学校や教委の対応は把握していない。鳥取県内の他の３市は、校長らの個人負担にならないよう不足分を市が賄うなどしている。

鳥取市中学校長会の木下法広会長は「最終的に管理職の校長が払わざるを得ない実態がある。経済的な困窮者を助けるのは行政の仕事ではないのか」と話している。【宇多川はるか】

　

タグ：滞納 給食費 義務教育 日本国憲法 第26条

コメント 7

honda_cb6様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-03-15 20:41) 

「やって当然の事」を拒否する感覚が私にはどうしても理解出来ない。
社会保険も年金も、NHK視聴料も当然の様に支払ってきた私には「当然の事」を拒否する行為が信じられないのです。

大阪に出てきて「NHK視聴料を支払っている家庭が少数派」という事には驚いたなぁ。

給食費？そんなの言語道断。
自分の子が食べている食事代を何故払わないのだろう？
「払えない」のではなく「払わない」、「払いたくない」。
自分の子の事ではないか。何故そういう思考に行き着くのだろう？
「モンスターペアレント」という言葉を使う事に批判も有るらしいが、こんな親はモンスターと言われても仕方が無い。
by すけろく (2009-03-15 20:45) 

そうですね。肥大化する権利意識が問題ですね。私の周囲でも少なからず、同じ主張をするかたがおられます。「無償」という言葉の意味と範囲を理解しない方も。

厳罰もたしかに必要かもしれません。
by yukikaze (2009-03-15 20:53) 

すけろく様

こんばんわ♪　いつもnice！＆コメントありがとうございます。
公的な納付（支払）に関しては、行政サービスの停止もいとわないのではなかろうか？と、思います。
電気ガス水道と、ライフラインですら、一定期間未納状態が続けば止められますしね。

高校での授業料の未納は、建前は確か３ヶ月くらいで退学処置ではなかったでしょうか？
以前、ある学校で給食費未納の児童に、給食を食べさせなかった教諭が問題になりましたが、これは行政としては当然、サービスの停止として許されることではないかと感じました。

行き過ぎの感もありましたが「親の因果が子に報い」との諺通り、可哀想だけど致し方なしの対応だったと思います。
義務教育にだけ、お咎めなしの対応は特別な事であると思わずにはいられません。
by みかんママ (2009-03-15 21:28) 

yukikaze様

こんばんわ♪　いつもnice！＆コメントありがとうございます。
権利の主張は必要であると思いますが、それは義務を履行して初めて得られるものだと思っています。

ただ生活困窮者でない者までもが、当たり前のように「払わない」事を美徳のように口にするのが腹立たしいですね。

何でもそうですが、完全無料で受けられるサービスなど、この世の中には存在しないことを認識すべきではないかと思います。
by みかんママ (2009-03-15 21:49) 

義務教育の意味を取り違えてる人いますよね。
知ってて都合のいい解釈をしてるのかもしれませんが。

だいぶ前にテレビで担任の先生が未納家庭に取り立てに行って
金がないからって言ってる横にベンツがおいてあるなんてありました。
金がないならそれを売れと思いながら見てました。

遊ぶ金はあるけど給食費を払うお金はないということなんでしょう。
by erect (2009-03-16 22:02) 

erect様

こんばんわ♪　いつもnice！＆コメントありがとうございます。
erectさんが言われている番組、見てました。
売ってお金になるものがあるんだった、売れよ！って話ですが、
お子ちゃまと一緒で、遊ぶ金は欲しいが、給食費は払わない…のでしょうね。
by みかんママ (2009-03-16 23:23)