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個人情報保護法、穿違えた過剰保護 [独り言・私的日記&愚痴]

そんなに個人情報を躍起になって保護するのであれば、社会的営みをしなければ良い!
と、ふと思った事が度々ある。

動物関係で活動をされている方を多く知っているが、皆さん一様に言われる。
「金銭の授受はないにしても、新しい飼い主さんを探す為、HPに住所と名前を公表している」
方々なのだが、心ない無責任な飼い主は、わざわざ犯罪(愛護動物の遺棄)を犯しに、そのお宅にやって来て、玄関先に生まれたばかりの犬猫を捨てて行く。
動物病院でも同様の事が度々起きるそうだ。

それを考えると個人で活動されていらっしゃる方は、個人情報として公開される事は避けられた方が懸命だと思うのだけど…
愛護動物遺棄事件の犯人は、罪の意識が全くないため、何回も何十回も再犯を犯す。
非常に悪質だ。
被害者は遺棄された動物であると共に、遺棄されたお家の方々である。
実に身勝手極まりない犯罪だ。

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今朝の新聞にこんな個人情報保護に関する記事が載っていた。

文集:個人情報? 茨城・土浦市教委が図書館から回収
毎日新聞 2008年7月5日 2時30分
http://mainichi.jp/select/today/news/20080705k0000m040137000c.html

児童生徒らの作文が収められている文集「つちうら」茨城県土浦市教育委員会が、市立図書館が所蔵する児童生徒の文集を回収していることが分かった。「文集は個人情報に当たる」が理由。図書館は既に閲覧を差し止め、回収に応じる方針。他人に見られる前提で書かれた文集が個人情報に当たるのか。また行政が図書館の資料を撤去できるのか。専門家から市教委の対応を疑問視する声が出ている。
文集「つちうら」は教員でつくる「市教育研究会」が66年ごろから毎年発行。市内の児童生徒が書いたさまざまなテーマの作文の中から優秀作を選び、校名、学年、氏名も掲載している。00年発行の33集では、日々の生活で感じたことや家族とのふれあい、部活動の思い出などがつづられている。

作品の掲載は原則保護者の同意を取り、希望者には販売もしている。教員らが「お手本にしてほしい」と、図書館に寄贈することもあり、現在計10冊が蔵書となっている。

毎日新聞が4月、取材のため、図書館が所蔵していない年の文集の開示を市教委に求めたところ、市教委は「個人情報に当たる」として拒否した。その後、市教委は図書館に所蔵文集の撤去を求めた。

市教委の斎藤優子指導課長は「文集は不特定多数に公開しているわけではない。内容は思想信条に値し、図書館に置くべきではなかった」と説明した。市立図書館の高野秀男館長は「市教委の意向に従った」と話している。

◇「過剰保護では」
個人情報に詳しい国立情報学研究所の岡村久道弁護士は「文集は他人に見られるものであり、敏感な個人情報は載せない前提で作られているはず。個人情報の名を借りて情報を隠す『過剰保護』と言われても仕方がない」と指摘。そのうえで「市教委は(文集が取材に使われることで)問題になったらどうしようと考えたのではないか」と話した。

一方、司書らでつくる日本図書館協会は、図書館の資料収集や提供の自由、不当な検閲に反対することを定めた「図書館の自由に関する宣言」(54年採択、79年改訂)を決議している。松岡要・同協会事務局長は「図書館は独立して資料の選定にあたる責務がある。行政が図書館の所蔵に立ち入って判断するのはおかしい」と述べた。【山本将克、原田啓之】

私もこの件に関しては「過剰保護」だと思う。
「個人情報保護法」が制定されて、今まで大らかでナーバスにならなかった場面でも、異常なほどに「個人情報」を盾にして、様々な事を拒否する人が出てきて、個人間のやり取りでも支障を来たし始めている場面もある。

果たして過剰に保護した個人情報に、どれだけの価値があるのだろうか?
こうやってブログで記事を書き、ネットを使用している私たちですら、ハンドルネームと言う偽名を使ってはいるものの、目に見えない部分ではしっかりと個人情報をばら撒き、WWWの世界を徘徊しているではないか?

個人情報の名を借り、子供たちの豊かな感性を封印する…
過剰保護と言われても致し方ないだろう。
「個人情報保護法」は「触らぬ神に祟りなし」の法律ではないはずだ。
その辺を穿違えて、弊害を生み出す事だけは避けなければならないのではないだろうか?

▼参考リンク
個人情報保護法令(内閣府・国民生活政策ホーム)
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/houritsu/index.html
【個人情報保護法の解説】
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/kaisetsu/index.html

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kobakoba

個人情報保護法はEUの圧力で導入したものです 個人情報の保護もできないような国とは貿易をしない と脅かされてEUの基準に合わせて導入されましたが 今はそれが悪用されて 官僚の贈収賄者の名前を公表しないとかにつながっています 基準はさらに厳格化されてEUの基準に完全に準拠するようになつています 個人情報保護に関する文化がない日本では 多少知識のある人々に乱用されているようです
by kobakoba (2008-07-05 13:55) 

みかんママ

kobakoba様

いらっしゃいませ
いつもnice!ありがとうございます。
コメントも感謝致します。

なるほど、そう言った経緯があったんですね。
個人間のやり取りでも、個人情報だからと、連絡先を拒否されるケースがあったり、
何かあれば「個人情報だから…」と、言われてしまうケースが多く、難しい場面に出会います。

私自身ももう少し勉強してみて、対処出来るように努めたいと思います(^_^;
ありがとうございます♪
by みかんママ (2008-07-05 17:42) 

みかんママ

迦陵頻紅様

ようこそ、いらっしゃいませ~♪
nice!ありがとうございます♪
by みかんママ (2008-07-07 07:38) 

みかんママ

sungen様

ようこそ、いらっしゃいませ♪
nice!ありがとうございます♪
by みかんママ (2008-07-08 20:01) 

みかんママ

riko様

ようこそ、いらっしゃいませ♪
nice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-07-08 22:08) 

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