世界を席捲する貧困、ホワイトバンドは飢餓を救えるか？

ある記事を読んでいたら、コメント欄に「ホワイトバンドはどうなった？」とのコメントを見た。
高々300円程度で購入し、飢餓国に貢献した気になるのだろうが、300円の内訳程度の金額で、
果たしてどれだけの人が助かるのかまでは計算がされていないようだ。
300円の内、献金として有効なのは50円にも満たない。残りは全て経費である。


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今日、目にした世界銀行の推計では14億人…
（１日1.25ドル（約137円）未満の生活を貧困層と定義している）
世界の人口は現在67億人。貧困層を全人口から差し引いて、53億人
ホワイトバンドの献金部分（50円として）×53億人＝2650億円
2650億円÷14億人＝189円（貧困層１人当りへの支援額）

しかしこの金額は、貧困層以外の全人類がホワイトバンドを購入した場合の概算の金額だ。
集まっているだろう金額を数字にすると、結構大きな額で感動する。

日本におけるホワイトバンドの報告は下記の通り
2005/07/01～2006/06/30
売上げ：13億9462万6200円（464万8754本）
原価・流通経費など：8億6809万8214円
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
差引小計：5億2652万7986円

上記金額の内、約70％が活動費で実際に寄付などの救済活動に回されるのは
31.1％…1億6375万204円（ホワイトバンド１本当り、約35円22銭）

「ファッションの一環＋α」と考えるならまだしも
ホワイトバンドを購入し、何とかなると思えてしまう事の方が…怖い
で、あるならば直接300円を寄付した方が、救済活動に用いられる額も増えると言うものである。

▼参考リンク
特定非営利活動法人：ほっとけない　世界のまずしさ

タグ：ホワイトバンド 世界のまずしさ 貧困 飢餓

コメント 5

kobakoba様

こんにちわ♪
いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2008-08-27 15:43) 

ホワイトバンド…何やら『私は良いことをしましたという証拠バンド』なんて印象を受けてしまいました…。(苦笑)

確かに、寄付したいなら直接300円を寄付した方がより効果的なはずですよね。

それをわざわざ『私は良いことをしたんですよ』という証明の為に、バンドを買う…なんて、貧困な方に対する寄付というより、『他人へ自分自身の素晴らしさを訴える道具』みたいな感じがしますが。

ただ、宣伝というか…色々な人に少しでも貢献しませんか？という効果はある程度期待できるかもしれないですね。
by しもむ (2008-08-27 18:24) 

しもむ様

こんばんわ、コメントありがとうございます。

爆発的に売り出されていた時分、これで少しでも役に立てれば…
と、購入を考えていましたが、原料や流通関係で
半島の関係者が絡んでいると言う情報があって、辞めました(^_^；

ホンのちょボラの気持ちが、あのバンドで活性化したのは事実だと思います。
あれで一時的にせよ、少しでも救済活動に関心が寄せられた…
それでよかったのでは、と、思います。
by みかんママ (2008-08-27 19:48) 

CROW様

おはようございます。
いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2008-08-29 06:46) 

shin様

おはようございます、初めまして♪
nice！下さり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
by みかんママ (2008-10-29 10:07)