続・ロス疑惑終焉

皆、言っている事が無茶苦茶じゃないかと思わせる言葉が飛び交っている。
数々の報道を、リアルタイムで見てきた筆者としては…大胆な小心者にしか見えませんでした。
ナルシストで、プライドが高く…
そう、元俳優さんでしたしね、そう言うキャラクターを演じていたのかも知れませんね。
死者に鞭打つつもりはないですが、中学時代は家出を繰り返し、19歳の時、放火などの容疑で逮捕され水戸少年刑務所で7年間服役し、この間、横浜少年鑑別所からの脱走歴があると言われている。

移送の際に元社長がかぶっていた黒の帽子にはアルファベットで「PEACE POT MICRO DOT」とデザイン。
米国の若者が使うスラング（俗語）で「お幸せに、そしてさよなら」という意味だった。

どこまでも自身の信念を貫き通されたのでしょうね。


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ロス市警本部の留置施設。日本に比べて一定の自由が認められるとはいえ、逃亡などを防ぐため、厳戒が求められる施設。
捜査責任者は、「自殺する要注意人物とは考えていなかった」としたうえで、自殺動機について「彼の意思で行ったことで、コメントできない」

三浦和義元社長の代理人を務めるゲラゴス弁護士は「三浦元社長はロスでの法廷闘争に集中し、われわれも数々の助言をしていた。彼は闘いたかったのだ」と語った。

ロスへ行く数時間前の弁護士さんを含めた、今後の打ち合わせでも、しっかりと法廷で戦う姿勢を見せ、とても前向きであった。

「留置施設の管理のやり方は国によって異なるとはいえ、そこでの自殺は大変なミスだ。自殺をしようと思ったら、自分の下着やタオルを使って首をつることもできる。だからこそ、容疑者が異常な行動を起こす前に、防ぐ必要があった」元警視庁捜査１課長の田宮栄一氏（７５）


前向きに法廷闘争を決意していた人間が、敵前逃亡とも言える自殺を考えるものでしょうか？

２０年前の担当刑事・元警視庁捜査１課理事官の大峯泰広さん（６０）は語る。
「（三浦元社長は）つねに誰かに甘えて生きてきた人生だった。本当は弱い性格だったのでは」
「日本では一美さん殴打事件で実刑が確定している。アメリカで共謀罪に問われるならば、日本での裁判記録や、捜査関係者の証言から『共謀』があったことは裏付けが容易にとれる。共謀罪は終身刑もあり得るため『逃げられない』と観念し、死を選んだのではないか」

支援者は「死をもっての抗議」とみる。だが、大峯さんには「虚勢を張っているだけ」と映った。

【三浦元社長自殺】一美さんの母コメント「遺族の思い消えず」
10月12日14時6分配信 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081012/crm0810121340014-n1.htm

自殺した三浦和義元社長の元妻で、銃撃事件の被害者、一美さん＝当時（２８）＝の母、佐々木康子さん（７５）が１２日、報道各社にコメントを寄せた。全文は以下の通り。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
元ポルノ女優を使って殺人未遂をおかし、そのわずか３カ月後、また複数の知人に一美殺害を依頼して、三浦は巨額の保険金を詐取しました。

しかし、被害者の人権よりも犯罪者の人権を重んじる日本では、三浦が裁判に勝ち、正義は実現しませんでした。

少年時代にあらゆる犯罪をおかし、日本の警察の優秀であることを肌身で知った三浦は、犯罪場所をロスに移したが、そこには共謀罪という罪があることを見落としていた。墓穴を掘ったのです。

死んだことで罪がすべて許されるのなら、この世に倫理道徳はなくなります。

以前、ハンストをしたように、狂言として自殺をはかり、誤って死んでしまったのか、死のうとして死んだのか、それはわからないが、三浦が死んでも、殺された一美、千鶴子さんの無念は変わることはありません。悲しみ苦しんだ遺族の思いは消えることはありません。

三浦が死んで一件落着のような風潮がもう出はじめています。こんな理不尽なことが許されてよいのでしょうか。

日本の法律を超えて三浦を逮捕し、三浦の犯罪を明らかにしようとしたロス捜査当局の方々には、心より御礼を申し上げます。

そして家族からの最後のお願いは、三浦を有罪にする確信の元になった捜査証拠資料を公開して、三浦の犯罪がどのような犯罪であったのか、明らかにしていただきたい。そうでないと、一美、千鶴子さんの霊は永久に安らぐことがありません。

１０月１２日

一美の母、佐々木康子

タグ：ロス疑惑 三浦和義 PEACE POT MICRO DOT

コメント 6

三浦容疑者については一言…

『結局、最期まで最低野郎だったのか』

加害者の人権が尊重されるシステムですが、昔からおかしいとは思ってました。

しかし、鹿児島の県警による『自供の捏造』などを見てるので、あながち間違ったシステムではなかったのかなと思いました。

しかし、三浦容疑者はありゆる手を知り尽くしており、『ただの裁判のテクニックとして利用』したに過ぎず、そのテクニックで上手く切り抜けようとし、見事に『日本の裁判システム』はクリアしましたが、思わぬ落とし穴にかかりましたね。

ここからは三浦容疑者自殺までの自分の予想ですが…

おそらく共謀罪はクリアできると踏んだのでしょう…。

しかし、そこに『アメリカ捜査当局の切札』がありました。

それは三浦容疑者の元恋人のアメリカでの変死に、三浦容疑者がからんでいる、という内容の捜査でした。

多分証拠もガッチリ固まっていたのでしょう。

『逃げられない！』

そう思って自殺したのでは…。

あくまで自分の予想です。
by しもむ (2008-10-12 21:32) 

支援者に、「死をもっての抗議」と思わせるための虚勢。
支援者とは…　どこまでオメデタイ（罪深い）のでしょう。

私は、そう思いました。

＞死んで一件落着のような風潮がもう出はじめています。こんな理不尽なことが許されてよいのでしょうか。

＞三浦を有罪にする確信の元になった捜査証拠資料を公開して、三浦の犯罪がどのような犯罪であったのか、明らかにしていただきたい

私も同意です。
終わりになどして欲しくありません。
明らかにしていただきたいと思います。

by 元気 (2008-10-13 01:13) 

元気様

おはようございます。nice！＆コメントありがとうございます。
限定公開はすぐには可能かと思われますが…同じように、すぐに一般公開は難しいと思われます。

しかし非常に興味のある事件です。
参考までに、こちらのサイトもご覧頂くと、更に謎が深まりますよ。
三浦和義氏インタビュー前編
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0304/15_01/index.html
三浦和義氏インタビュー中編
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0304/17_01/index.html
三浦和義氏インタビュー後編
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0304/18_01/index.html
by みかんママ (2008-10-13 08:04) 

しもむ様

おはようございます。いつもnice！＆コメントありがとうございます。
ちなみに「共謀罪」と言う刑罰は日本にはないですからね♪
アメリカに「共謀罪」と言う法律があり、最高刑は終身刑。
日本で考えられている刑罰よりも緻密で、刑罰も重いものです。
なので、震え上がったと言う説が一番濃厚なのではないでしょうか？
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA

この事件に限った事ではないですが、情報が一方通行の物での判断は、非常にナーバスにならざるを得ません。
感情論と野次馬根性だけでは、何も解決しません…が、野次馬代表の私が言っても説得力ないですね(^_^；
by みかんママ (2008-10-13 08:13) 

三浦氏の自殺・・・やっぱり黒だったからかとも見れるのですが、実際は奥深そうですよね！
第２のロス疑惑になりそうです・・・もちろん今回の疑惑は三浦氏の心境の謎とロス市警の謎ですね・・。

ロス市警はこれから管理体制や内部の体制など、色々問題提起されると思いますし、非難もされるかと思います。
by ホタルの館 (2008-10-14 05:00) 

ホタルの館様

おはようございます。いつもnice！＆コメントありがとうございます。
巷では「第２のロス疑惑」と言われていますね♪

管理体制や市警自体の体制については、日本の常識で掌握する事は難しいと思います。
文化からして異なるのですから…
ただ、やはり原因だけは究明して欲しい所ですよね。
by みかんママ (2008-10-14 07:11)