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見えない敵の恐怖 [├戦争と平和・現代史]

民間人と同じ格好をしたテロリスト。
貴方や私の隣に、さりげなく居たら…
そして突然銃を抜いて発砲したら? 突然自爆したら?
貴方なら…どうします?

アフガニスタンで、あのタリバンが再び台頭し始めて来ているのだとか。
イスラム過激派の血塗られた活動は、留まらないようだ。
大きな流れが、一時的に小さな流れとなっても、再び本流へと形を成してくる。

『イスラーム以外の宗教や無神論・無宗教は皆間違い、地獄に落ちる』
その原理主義に根付いた活動を展開する彼らは、
自分たち以外の者たちを、全て排除(殺戮)し、
イスラム教での世界統一を目指しているのかも知れない。

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見えぬ敵タリバン、アフガン緊張の行軍…国際部隊に同行
1月19日3時12分配信 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090118-OYT1T00869.htm

【タリンコート(アフガニスタン南部)=尾関航也】アフガニスタンで旧支配勢力タリバンが勢力を回復し、国際治安支援部隊(ISAF)が苦戦を強いられている。

タリバン政権崩壊から7年。現地ではなお危険と隣り合わせの任務が続く。オバマ次期米政権は、アフガンを「テロとの戦い」の主戦場と位置づけており、日本の貢献が一層求められるのは確実だ。

オランダ軍を中心に各国部隊が駐留する南部ウルズガン州のISAF前線基地「キャンプ・ホランド」。今月9日の日没直前、爆発音に続いて甲高い警報が鳴り響いた。ロケット弾が撃ち込まれたのだ。「何が起きたんだ」。食堂で早めの夕食をとっていたオランダ兵らが、いすをけ散らす勢いで飛び出していった。

基地が直接攻撃を受けたのは2年半ぶりだ。着弾は3発。タリバンが大量保有する107ミリ弾だった。約4キロ北西の山間部から発射されたとみられる。

人的被害は免れたが、敵が基地を射程に収める位置まで進出してきた事実は、駐留部隊を震撼(しんかん)させた。その夜、反撃に飛び立った攻撃ヘリコプターのローター音が、灯火管制下の暗闇に絶え間なく響き続けた。

駐留部隊への攻撃は増加傾向にある。国連安全保安局の統計によると、治安関連の事件は、2007年にアフガン全体で月平均573件だったのに対し、昨年は740件に上った。

13日、ウルズガン州都タリンコートで、ISAFとアフガン国軍の合同パトロールに同行した。総勢400人が隊列を組み、自爆テロが起きたこともある市街地を徒歩で13キロ行軍する。

「黒チョッキに爆弾を仕込んだ男が数日前から街に潜伏している」。そんな情報が前日、ISAFに寄せられていた。兵士たちの顔に緊張がみなぎる。

街はイスラム文化と部族の風習が色濃い伝統社会。未舗装の幹線道を進むと、全身をすっぽり布で覆った女性が、足早に路地へと消えた。道の両側では、伝統衣装姿の男たちが無言で隊列を見つめる。敵は戦闘服を着ているわけではない。タリバン兵が交じっていても判別するすべはない。

列の後方では、フランス外国人部隊の精鋭2人が「見えない敵」に目を光らせていた。過去にもアフリカ各地でゲリラと戦ったというマテュ大尉(30)は「敵にはこちらが見える。圧倒的に不利だ」と言って、眉間(みけん)にしわを寄せた。

最大の脅威は、近年、タリバンの“主力兵器”となった道路脇の仕掛け爆弾だ。先頭の国軍兵士は、金属探知機を使って足元を警戒しながら、一歩ずつ、薄氷をふむように歩みを進めた。

「まっすぐ走るな。ジグザグに。もっと姿勢を低く」

サングラス姿の下士官の怒号が飛ぶ。不ぞろいの戦闘服を着た兵士たちが、砂ぼこりを巻き上げて荒れ地を駆け回る。

アフガニスタンのウルズガン州にある国軍基地で、新兵22人の戦闘訓練が行われていた。敵の待ち伏せ攻撃を想定し、2人が一組になって、小銃で応戦しながら退却と前進を繰り返す。

アフガンの治安を担う国際治安支援部隊(ISAF)の戦略の柱は、アフガン国軍の育成だ。国軍が自力で任務をこなせる態勢が整ってこそ、アフガン政府への治安権限移譲が進み、駐留外国軍は撤退できるが、現実は厳しい。

1年半前から基地に駐留するサファル・ムハンマド軍曹(28)は「タリバンは発展の敵だ。国軍はアフガンの発展のために戦う」と威勢がいい。反タリバンの気風が強い北部バダクシャン州出身のタジク人だ。月給9000アフガニ(約1万5000円)で家族に仕送りができ、多民族部隊での共同生活も気に入っていると話した。

ただ、兵士の大半は元農民で、小銃の撃ち方を覚えたばかりだ。訓練では、オランダ人指導員がアフガン人通訳を介して細かな助言を小隊長に伝え、それが怒号となって兵士に伝わる。骨の折れる伝言ゲームだ。

読み書きができる兵士は一握り。指導はすべて口頭で行う。基礎的な動作も、時間をかけて繰り返し教える必要がある。国軍育成を担当するオランダ部隊のウィレム・フェルウェイ大佐は「オランダの新兵を鍛えるのとは勝手が違う」と難しさを認める。

ウルズガン州の国軍部隊は、1旅団約2500人の目標に対し、現在1600人。ISAFから独立して作戦を実施できる規模と能力を備えるには、少なくとも2~3年はかかるという。アフガン全体の国軍は現在約7万人。政府はこれを2012年までに13万4000人に引き上げる計画だが、規模が整っても、自立した軍隊に育つのはさらに数年先とみられる。

ISAF側も人員不足だ。北大西洋条約機構(NATO)本部によると、13~20人構成の指導員チームが、現在アフガン全土に41チーム配置されているが、まだ約40チーム足りない。

警察も治安を担える状況にはない。「アヘンを吸う警官を見てしまった」。警察育成を担当するオランダ軍憲兵の一人は、苦笑しながら職務倫理の低さを指摘した。その警官は、制服の上に民族衣装を羽織り、こっそりアヘンを吸っていたという。

定数1500人のウルズガン州警察を統括するハムダム・アッサドゥーハ知事は「警官の一部はタリバンに武器弾薬を売っている」と、あけすけに語った。警察は地元有力部族の事実上の支配下にあり、中央政府から派遣された知事の影響力が及ばないのだという。

「我々の任務は制圧、維持、そして構築だ」

ISAFを主導するジョン・クラドックNATO欧州連合軍最高司令官は、記者会見のたびに繰り返す。戦闘でタリバンを制圧し、駐留と巡回で治安を維持し、国軍育成や社会基盤整備によって統治体制を構築する3段階プロセスだ。

しかし、アフガン国軍や警察の態勢が整う前に、タリバンが予想外の速さで勢いを盛り返してきた。その結果、駐留部隊の任務は、7年前のタリバン政権崩壊で終わったかに見えた「制圧」に逆戻りしている。

クイズに答えてお酒をGET!2009年3月29日まで…

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