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【延命治療】治療中止の選択権は誰に? [時事・備忘録]


実に難しいですね。
回復の見込みがない患者を、人工的に装置に繋いでただ息をさせ、
心臓を動かさせているだけの状態。
それが人である…と、言う状態には違和感がある。
ただ機械的に生かされている、それだけでも莫大な医療費が発生する。

家族が望むのであれば、致し方なしだが…
法的に「殺人罪」をも適応されかねない延命治療中止。
また延命治療における家族の、その経済的、心理的負担を、
国は肩代わりしてくれる制度を確立させてくれるのか?

延命治療しました。結局患者は助かりません。
医療費で莫大な借金を抱えました。
一家心中です、家庭崩壊です…本末転倒だと思うけどね。

日本でも英断に踏み切った病院がある。
福岡大病院救命救急センター。
見込みのない延命治療を「命の切捨て」とは思わない。

それを法制化し、選択権を与えられないと言うのであれば、分野は違えど、
正当防衛や緊急避難(カルネアデスの板)などの法改正も考えなければならなくなる、
と、突拍子もない考えに至る筆者である。


「安楽死」「尊厳死」に関しては、全く法整備がなされていない。
その件に関しては、ただ唯一「命の切捨て」的発想でしか考えが及ばない
人類の貧困な思考に起因すると思われる。
人権擁護団体も同じように「命の切捨て」であると言明ししているが、
死を待つだけの命と、これからも生き続けていかなければならない命と
どちらを最優先させるべきかを考えれば、少なからずもこの論争における
糸口が見つかるような気がする。

医療の現場で必死に対応を求められる医療従事者。
決断を迫られる家族…
どちらにも優しい「延命治療中止に関するガイドライン」を
国は制定するべきではないだろうか?

罪なき者を犯罪者にしないためにも…

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男性の延命治療中止 福岡大病院、終末期医療指針を適用
2月26日8時6分配信 産経新聞(IZA)
Yahoo!news:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000043-san-soci

福岡大病院救命救急センター(福岡市)は25日、呼吸不全で入院した60代の男性患者について、回復の見込みがなく死期が差し迫った時点で家族の希望を受け、人工心肺装置を止めて延命治療を中止したケースが昨年あったことを明らかにした。男性は家族立ち会いの下、13分後に死亡が確認された。

医療チームによる対応など延命治療の中止手続きを明記した日本救急医学会の終末期医療に関するガイドライン(指針)を適用した。平成19年10月に策定された同指針に基づき、患者の生命に直結する治療の中止が明らかになったのは初めて。生命の切り捨てとの批判もある「尊厳死」論議に一石を投じそうだ。

担当医は「延命治療を中止すると殺人罪などに問われる恐れがある。国は医師が刑事責任を問われないよう法整備を急いでほしい」と話している。

・救急医療における終末期医療に関する提言(ガイドライン)
(PDFファイル)

延命中止基準 見送りへ 患者と家族の話し合い5%
2009年2月25日 07時04分 東京新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009022590070444.html

終末期患者の延命医療について、患者と医師が十分に話し合っていないと考える人が53%に上ることが二十四日、厚生労働省の調査で明らかになった。自分の延命医療について家族と十分に話し合っている人は5%。同省は延命医療をめぐる国民的合意ができていないとして、今夏までにまとめる報告書に具体的な延命医療の中止基準を盛り込まない方針を固めた。

同省は昨年三月、国民(二十歳以上の男女)五千人、医師や看護師ら九千人を対象に終末期医療に関する調査を実施。同日の専門家会合で、調査結果の解析を公表した。

延命医療を続けるかについて、医師と患者の間で十分に話し合われていないと答えたのは、国民51%、医師59%、看護師54%。

将来の自分の延命医療について、家族と十分話し合っていると答えたのは国民4.3%、医師7.3%、看護師6.1%だった。

同省は「国民的な議論が進んでおらず、延命医療の中止について法制化したり、具体的な基準を策定する段階にない」と結論づけた。

その一方で、自分が余命六カ月以内の末期で回復の見込みがない場合、延命医療を望まない人が八割近くに上った。医師が患者の意思に基づいて延命医療を中止すれば、刑事訴追される可能性があり、医療者の四割近くが「詳細な基準を作るべきである」と答えた。

同省は二○○七年、終末期医療をめぐる初の指針を策定したが、延命治療の中止基準を盛り込まず、医療現場から不満が出ている。

◆医療現場は不満
<解説> 厚生労働省が延命医療の中止基準を策定しない方針を固めたことについて、ある公立病院長は「国が基準を作らないなら、チーム医療を徹底するしかない」と指摘する。

チーム医療なら主治医の独断を避け、警察の捜査が入ったとしても客観的に治療を中止した理由を説明できるからだ。

ただ、チーム医療は治療方針について医師や看護師が何度も話し合うため、時間がかかる。医師不足のために進んでいないのが現状で、今回の調査でも医療者の約50%が行われていないと答えた。

「国から理念だけ押しつけられてもかなわない」というのが医療現場の本音だ。そうした思いをどう報告書に反映させるのか。同省に突きつけられた課題といえる。(中部報道部・城島建治)東京新聞

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みかんママ

yukikaze様

こんにちわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2009-02-26 15:02) 

みかんママ

takemovies様

こんにちわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2009-02-26 15:03) 

みかんママ

honda_cb6様

こんばんわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2009-02-26 22:28) 

みかんママ

Sanchai様

こんばんわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2009-02-27 18:22) 

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