起きる可能性はふんだんにある…起こさない、起きない対策必須

ドイツ国際平和村イベントお知らせ

衝撃の映像がTV画面に映し出された。
巨大なクレーンが、見覚えのある街の平安を切裂いた。
不況と叫ばれる昨今、不動産の売上げなどは低迷している。
しかし一般的な所見は「長続きはせず、景気は近々回復する」

それを受けてか、比較的ビルやマンション建設は、控えめではあるが
滞ることはない状態で継続されている。

そんな状況の中、惨事は起きたのです。
東京のど真ん中、千代田区麹町の国道20号線（通称新宿通り）沿いの
工事現場で、バランスを崩した大型クレーンが歩道を越え国道側へ横転した。
歩行者２人を巻き込み、危険を察知し急ブレーキも間に合わず
３人が乗り込んだトラックの運転席目掛けて倒れたのだ。

クレーンは鉄管を引き抜き、別の穴に入れる作業をしていたと見られていて、
様々な要因があるものの、最大荷重を超えバランスを崩したと見られている。

安全第一は、こう言った工事現場各所で掲げられている、共通標語でもある。
建築工事は本格的に始まってはいない現場ではあるが、
こういった事故が起きてしまえば、工事自体は一時的に凍結される。

詳細はまだ報じられていないが、強引に、無理をし、
ちょっとした油断が招いた事故である事は明白である。
このような事故は多くはないが、日本各所で起きている。
現場に携わる工事関係者の方々、工期など施主や周囲から
せっつかれ、焦る事も多々あるかとは思いますが、
再発を防止する意味でも「安全第一」を第一にお願いします。

　
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クレーン倒れトラック下敷き＝6人負傷、うち歩行者重体－東京・麹町ビル建設現場
4月14日11時39分配信 時事通信
Yahoo!news：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000052-jij-soci

14日午前11時ごろ、東京都千代田区麹町のビル建設工事現場で、大型クレーン車が倒れ、新宿通りのトラックが下敷きになった。東京消防庁によると、トラック運転席から3人を救出。計6人が負傷しており、うち女性歩行者が心肺停止状態の重体で、クレーンの男性作業員（38）は背部打撲の重傷だが、意識はあるという。

クレーンの長さは約28メートルあり、先端付近がトラック運転席をつぶす形になり、警視庁捜査1課と麹町署が詳しい状況を調べている。

東京消防庁によると、救出したのはトラックの男性運転手（29）、39歳と40歳の同乗者の男性。3人は意識があるという。

負傷の歩行者2人は男性（33）と女性（62）。男性は歩行可能だが、女性は心肺停止状態という。

クレーン車を使い、6人で基礎部分に生コンクリートを流し込む円筒形資材（直径約1．5メートル、高さ約2メートル、重さ約6トン）を移転する作業をしていた。地上約3メートルまでつり上げたが、誘導員が危険を感じ、中止させようとしたところ、横転したという。

警視庁などによると、クレーン車は無限軌道で移動する仕組み。建設現場から新宿通り下り片側3車線をふさぐ形で倒れた。

資材つり上げ時バランス崩す＝クレーン横転で操縦者－業過傷害容疑で捜査・警視庁
4月14日17時19分配信 時事通信
Yahoo!news：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000098-jij-soci

東京都千代田区麹町で6人が負傷したクレーン車横転事故で、男性操縦者（38）が警視庁捜査1課の事情聴取に「円筒形資材をつり上げようとした時にバランスを崩した」と話していることが14日、分かった。

同課と麹町署は業務上過失傷害の疑いがあるとみて、横転した状況を詳しく調べている。

同課によると、事故は「（仮称）麹町パークハウス新築工事現場」で発生。2人が歩道を歩いていた際、工事現場の鉄製囲い板の下敷きになったほか、男性3人が乗った2トントラックが国道20号（新宿通り）を走行中、アームの下敷きになった。

歩行者のうち、女性（62）＝武蔵野市＝が頭蓋（がい）骨骨折などの重体で、男性（33）＝品川区＝も頭部打撲などのけが。トラックの運転手（29）＝川崎市川崎区＝が両足下腿（かたい）部圧迫による「クラッシュ症候群」などで負傷したほか、39歳の同乗者2人も足を骨折するなどした。同症候群は体の一部が長時間圧迫された場合、救出後にさまざまな症状を起こすという。操縦者も運転席から投げ出され、背部打撲の軽傷を負った。

　

タグ：安全第一 クレーン横転 東京都 千代田区 麹町

コメント 5

残念ですが、こういう事故はこれまでにも何度か起きていますね。
強風で倒れたケースもありますし、金属疲労で倒れたケースや重量オーバーで倒れたこともあります。

最近では、自動車運搬船に架けたタラップが外れ、作業員が転落死する事故がありましたね。
あれは、タラップ設置作業に遅れが出たため、作業員40人が集中的に一箇所に集まったために重量オーバーとなって起こった事故だったようです。
by ホタルの館 (2009-04-15 17:35) 

ホタルの館様

こんばんわ♪　nice！＆コメントありがとうございます。
背景や状況は異なっても、一般人を巻き込んだ事故は、
企業イメージにも大きく影響しますからね。
「安全第一」を絵に描いた餅にはして欲しくないですね♪
by みかんママ (2009-04-15 18:27) 

あんれに様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-04-15 19:57) 

ビルの持ち主も可哀想ですよね！
自分のビル建設工事で怪我を負わせたわけですから・・。
持ち主には責任はないですが、私が持ち主だったらすごく責任を感じるというか、複雑な気持ちになります。

日テレのニュースリアルタイムの男性キャスターがこのビルを知っていると語っておられました。
高度経済成長期に建てられた建物で周囲の建物も同じ時期に建ったところが多かったそうです。
老朽化で建て替えということで、あの工事が行われていたということです。
by ホタルの館 (2009-04-16 05:38) 

ホタルの館様

おはようございます。重ねてのコメントありがとうございます。
工事の元受である建築会社と、下請けの会社に全ての責任がある訳ですが… 施主には報告は上がると思います。

ただ元受の建設会社への依頼ですが、施主は施工に関して随分値切ったのではないかと思います。
（工事費用は建築費の大小と、技術面でのコストの差ですから）
なので施主は、ホタルの館さんほど感傷的ではないと思います。
この件はまだ、表に出て来ていないので、今は詳しく書けないのがネックなのですが…ね(^_^；
by みかんママ (2009-04-16 07:10)