民間給与増加するも格差広がる

平成19年の平均給与ってヤツを、19日、国税庁がまとめ報告した。

それによると、民間の平均給与は437万2000円。
年収300万円以下は1751万人で前年より11万人増え、全体の38･6％、
その内、200万円以下だった人は1032万3000人、全体の22.8％を占めている。
（前年比9万5000人増）

一方、1000万円を超える人は、全体の5％の232万6000人（同8万4000人増）だった。
残り56.4%が、301万～999万の人という事になるが…この56.4%の詳細も知りたい所である。

しかし国民の1/3以上が年収300万以下で生活している中、
平均給与が437万円…この開きに、国民の生活格差を感じる。
筆者個人は38.6%の部類に入るが、実働人員が３人いるので、
何とか平均的生活水準を保っている…と、勝手に思っている状況である。

一体どこまで続くのだろう、格差社会。
企業のTOPだけが懐を肥やし、下々には行き渡らない感もあり、
まるで某国の様な苦しさも伺える統計である。


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民間給与、10年ぶり増加＝2万3000円、実感は？－07年分調査・国税庁
9月19日17時33分配信 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2008091900796

民間企業に勤める人が2007年の1年間に得た平均給与は、前年より2万3000円多い437万2000円で、10年ぶりに増加したことが19日、国税庁のまとめで分かった。

平均給与は、1997年の467万3000円をピークに9年連続で減少。今回増加したものの、04年の水準を依然下回っており、アップの実感は乏しそうだ。

平均給与の内訳は、給料・手当が0．2％増の368万5000円。賞与は2．2％増の68万7000円。

1年を通じて勤めた給与所得者数は前年より1．3％増加し、4542万5000人。給与総額は、1．8％多い198兆5896億円となり、いずれも2年ぶりに増加に転じた。

タグ：民間給与

コメント 3

日本経団連は更なる賃下げを政府に求めている　健全な消費者を育てないと　日本の個人消費は伸びない　という当たり前の事が分からないんでしょうかね　アメリカと中国の経済が悪くなり　日本経済を支えるのは個人消費しかないというのに　馬鹿な経営者ばかりです
by kobakoba (2008-09-20 13:50) 

kobakoba様

こんばんわ♪　いつもnice！＆コメントありがとうございます。

溜息しか出ませんね。
一部の、所謂、自分の懐具合しか考えない浅はかな経営者の為に
本来経済を支える消費者に、景気向上の為の充分な資金を流さない。

悪循環を繰り返しているだけだと、何故気がつかないのでしょう…
国も経営者も…
by みかんママ (2008-09-20 18:25) 

ホタルの館様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2008-09-20 23:42)