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国民が知らない軍事組織の「切なさ」 [└防衛省・自衛隊]

自衛官や元自衛官の不祥事が続く昨近ですが、職務に忠実な自衛官の姿は
中々報道されません…何故でしょうね?

やはり、国民感情の中に「大日本帝国アレルギー」があるからでしょうか?
しかしここで1つだけ知って欲しいのは、民間よりも薄給で彼らは命を懸けて任務に当たっていると言う事実です。

クウェートやアフガンの海外派遣手当て、6000円/1日だそうです。
(国内での勤務時と同額の給料+クウェートでの勤務日数×6000円)
(2ch辺りでは、月150万もの派遣手当てとか言われているが、そんな高額、国が出す訳がない。
階級によっても差異があるけれど、逆にその金額で命懸けで出張しろ!と、言われて行けるか?と伺いたい部分もありますけど…。)
国内における不発弾処理手当て、150円/1時間

嫌であれば辞めれば良いとの意見も出るだろう。選んだのは本人の責任だ…と。
皮肉を込めて言わせて頂ければ、有事の際、職務を放棄し得る自衛官は1/3が出るとのシュミレーションが出されている。
詰まるところ、近年、人員削減を余儀なくされ現在3自衛隊の人員は22万人ほどで、万が一の場合15万人程の自衛官しか残らないとされている。
まず充分に守れ切れることはないだろう。そう言った事を言う方々は、ご自身の事はご自身で何とかできる方であろうから、十二分に覚悟されていらっしゃる事と思う。
筆者も見習わなければならないと敬服する。

自衛官本人が言うのであればまだしも、外野がとやかく言うものではない。

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知って欲しい、自衛官の苦悩…彼らの日々が、国と民を守るだけにある事を。

【軍事情勢】国民が知らない軍事組織の「切なさ」
10/05 02:11更新 iza
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/184297/

かなり以前、しかもわずかな任官期間であっても、「元自衛官」による事件・事故はメディアが報じるから、現役・退役自衛官による不祥事は結構な数に上る。一方で、知ってほしい自衛官の覚悟や苦悩は、事後でさえ世に出ることは少ない。

阪神淡路大震災のとき、ある師団は隷下(れいか)部隊のほとんどを被災地に投入したが、密(ひそ)かに偵察部隊を温存、沿岸部で偵察任務に就かせた。未曾有(みぞう)の大災害に乗じ、テロや拉致などが起こる可能性が排除できない以上、命令した師団長の姿勢は太平の世が続くわが国にあって、武人として天晴(あっぱ)れだと思っている。「あってはならない」「ないかもしれない」事態に備える軍事組織の「切なさ」がここにある。その「切なさ」を、国民が理解することが自衛隊の士気向上=国家安泰につながるのだが、街やテレビの刑事モノで見かける警察官とは違い、自衛官の「切なさ」はあまり目の当たりにできない。これもまた「切ない」。自衛官は二重の「切なさ」に“挟撃”されているのである。

●伝わらない真実
航空自衛官2人が訓練中に殉職した1999年の事故もそうだった。事故では練習機が高圧電線に接触し大規模停電が起きた。自治体は「遺憾の意」を表明。メディアは訓練の危険性などを批判し「スーパーマーケットのアイスクリームが溶けた」とまで伝えた。だが、2人は操縦不能に陥った機体が市街地へ墜落する最悪の事態を避けるべく、機体を河川敷まで何とか操った捨て身の努力が災いし、脱出が遅れ亡くなったのであった。そうした自衛官の「士魂」を知っている国民は少ない。

ペルシャ湾への掃海艇派遣では、派遣される海上自衛官の平均年齢が32.5歳で、結婚適齢者が多かった。しかし、派遣が決まるや凛然(りんぜん)と任務を引き受け、挙式を延期して参加した自衛官が存在した。娘の結婚式をキャンセルして派遣に加わった年配の自衛官は、ちょうど結婚式が始まる時間に掃海艇の後部甲板に立って祖国の方角に一礼していたという。

外国の大学に留学中、病床の父から「公費で派遣されたのだから、私がどうなろうと、私用で任務を中断して帰ってきてはならない」と厳命され、父君の臨終を看取ることを許されなかった海上自衛官もいる。

イラクに派遣された陸上自衛官にも、父との悲しい別れがあった。「仕事があります。おやじには別れの言葉を交わしてきました」と頑として受け付けない部下に、隊長は命じた。

「帰れ、命令だ」

1週間後、イラクに戻ってきた部下が隊長に向かい言った。

「死に目には間に合いませんでしたが、葬儀に出られました。これで、集中して任務に邁進(まいしん)できます」

●「すべては任務」
別の部隊で駐留した自衛官は「自分はもう、日本で別れをすませて参りました。約束を破ったのではおやじにしかられます」と、帰国を拒んでいる。

派遣を前に、遺言を書いた自衛官は少なくなかった。そのうちの一人の、遺言の書き出しがいつまでも頭から離れない。

  「これを読むころ、私はこの世にはいない…」

続けて、自閉症の長男は1人だけでは生きられないと思うので、周りの人たちと仲良く生きていくように。長女には、国の役に立てるような仕事を選ぶように。妻には感謝の言葉や親への孝行などをつづってあった。

派遣期間中、留守を守った妻たちも立派であった。陰膳(かげぜん)で夫の無事を願った妻が夫の帰国当日、心労で倒れ、救急車で病院に運ばれたケースもあった。夫(隊長)の部下に死者が出たときは、遺族の心の支えはもちろん、経済的に困窮した場合、できる限りの援助を終生行うと誓った妻もいた。

自衛官は夫であると同時に父でもある。イラク出発前、ある隊長は小学3年の長男と幼稚園の次男を正座させた。

「イラクで困っている人を助けに行く。消防士が火事場へ行くのと同じだ。お母さんを助け、しっかり家を守りなさい」

イラクが危険であることを感じた次男はその場で大泣きしたが、長男は気丈に堪えていた。ところが、帰国後の再会で、大泣きしたのは長男だった。張り詰めていたものが一気に緩んだのだろう。「僕、本当に大変だったんだから」と、父の胸に飛びついてきた。

ここで紹介した自衛官に、何か特別なことをしたという意識はない。「すべては任務」とだけ思っている。(政治部専門委員 野口裕之)

1999年の練習機が高圧電線に接触し大規模停電が起きた事故。
当時は非難ごうごうでしたね。
マスコミは何も知らずに「住宅街に落ちなくて良かった」と、無知な発言を繰り返していました。
以前のエントリで「小型機不時着、大破…大阪・八尾市の国道付近」と、言うのを書かせて頂きましたが、空を飛ぶことが許されるのは、自分と同乗者と地上の命を守ることを約束した者だけです。
どんなに懸命に頑張ったとしても、守りきれない場合もあります。

しかし意図的に住宅街や人が集まる場所を避けて機体を降ろすのが、パイロットに課せられた使命です。
それを知らずして「住宅街に落ちなくて良かった」との発言を繰り返すコメンテーターには反吐が出ます。
これは自衛隊のパイロットに限らず、民間のパイロットも同じなのですから。

古い話ですが、雫石で起きたの自衛隊機と旅客機の航空機事故…不思議なのですが、
速度が遅いものが、速度の速いものに自らぶつかる事は物理的に可能なんでしょうか?
車の事故では、まずあり得ない事ですよね♪
自衛隊機の性能上の機密事項が絡んでいるので、あえて国側の責任としたって裏話もありますけど…国民の尊厳を守ったと言う事に関しては、これもまた任務とも言えるでしょう。

しかしながら、こんな話は自衛隊の中にはゴロゴロ転がっています。
極当たり前の事なので表に出て来ないだけで、誰も知らないだけの事です。
(全く違う内容ですが、参考までに「お門違いでしょう?」併せてお読み頂ければ幸いです)

自衛隊員は本人だけで任を果たしているのではありません。
家族もまた、同じだけ過酷な任を背負っている…その事を忘れないで欲しいと思います。

イラク派遣の際に、万が一殉職した場合の遺族手当てが9000万支給されると言う項目があった。
幸いな事にまだ支給された事がない手当てである。
一般の企業でも就業中の事故等で万が一の場合は、労災保険より見舞金が支給される。
(僅かな保険料を納めて運営されている国の福祉制度である)
労災保険は良くて、何故自衛官の危険手当はダメなのだろうか?
ちなみに一般人の労災死の場合は生命保険も合わせて支払われる場合が殆どである。
しかし自衛官が海外(PKOやテロ特措法)派遣された場合、約款の免責により生命保険は一切支払われない。

それが嫌なら辞めればいい…そう言う問題ではないはずだ。
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コメント 5

しもむ

何も言えず、ただただ…自衛隊の皆様、ありがとうございます。

m(__)m

それしか言えません。
by しもむ (2008-10-06 20:41) 

みかんママ

yukikaze様

こんばんわ♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-06 21:16) 

みかんママ

しもむ様

こんばんわ♪ いつもnice!&コメントありがとうございます。
その気持ちだけで、彼らも救われると思います。
by みかんママ (2008-10-06 21:17) 

みかんママ

CROW様

おはようございます♪ いつもnice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-07 07:43) 

みかんママ

キナコ様

おはようございます♪ nice!ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-08 07:07) 

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