北アイルランド紛争再び？

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アイルランド共和軍（Irish Republican Army、通称IRA）の分派である
リアルIRA(the Real Irish Republican Army, Real IRA, RIRA)より犯行声明が出された。

屁理屈で言えば、IRAはアイルランド共和軍と言う組織なので、テロリストではありません。
今までやってきた事は、純粋なテロ行為ですがね…一般的な認識はテロリストでしょう。
筆者もその認識でいます。

犯行グループは午後9時40分（日本時間8日午前6時40分）ごろ、
ピザの配達員を装って基地内の兵舎に入り、約40発を乱射したという事件。
この事件の首謀者としてリアルIRAが犯行声明を出したとの報である。

20世紀に数十年来続いた北アイルランド紛争。
その亡霊は、未だに息を潜め、反撃の機会を伺っている。

「わたしもかつてIRA戦闘員だったが、もはや戦争は終了している。事件を起こした者たちは戦争再開を狙ったのだろうが、彼らにそのような権利はない」

襲撃事件について、元IRA戦闘員でシン・フェイン党のマーティン・マクギネス副首相は
リアルIRAの犯行を非難したとされる。

この案件も根深いだけに、真の解決にはまだまだ時間を要するだろう。
しかしこれだけははっきりと言える。
血を流す交渉は最終手段。最も野蛮で悲しみを伴う。

1998年の包括和平合意以来、北アイルランドでは目立った暴力事件は発生しておらず、
宗派間抗争で犠牲者が出たのは12年ぶりである。
事件で紛争再燃の懸念が高まっていると言う。
前世紀での北アイルランド紛争では、30年間で3000人あまりが犠牲となっている。

　
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タグ：北アイルランド紛争 IRA リアルIRA

コメント 2

yukikaze様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-03-09 21:31) 

ぼくくま様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-03-09 21:31)