【イラン情勢】世界はイランに注目している

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米下院は19日、大統領選挙の結果に抗議するデモ隊を取り締まるイラン当局による暴力を非難し、自由と人権を求めるイラン市民を支援する決議を賛成405反対1で採択した。上院でも同日、同様の決議が発声投票で採択された。

「この決議を採択したのは、イラン大統領選で誰が当選したかという判断を下すためではない。世界共通の重要な原則が攻撃にさらされているのを黙ってみているわけにはいかないということを確認するためだ」

そう言われているイランだが、本日抗議行動が勃発して以降、イラン当局は、
元高官やジャーナリストを含む多数の改革派を拘束している事が報じられている。

民主主義的な大統領選出をするも、結局原理原則がイスラム教に基づくものだけに
非ムスリムへの厳しい差別や女性への人権侵害、性的少数者などへの迫害が見られる。

ムサビ氏は大統領選挙で、
「短期的な利益のため、国家資源を浪費する愚を避けなければならない」と、インフレーションへの無策や、国民への現金支給といったバラマキ政策を行っているアフマディーネジャード大統領を厳しく批判している。
更に、「アフマディーネジャードはイラン人の名誉を汚した」とアフマディーネジャードがアメリカやイスラエルへ過激で挑発的な発言を繰り返していることについても厳しく批判している。
また、アフマディーネジャードなどの保守強硬派が主張する「イスラム革命原理への回帰」の再定義を訴え、保守派の反アフマディーネジャード勢力への浸透を図っている。
と、主張し続けていた。

中東情勢は、複雑で、イスラムとの関係が強固で、日本人からすれば怪奇なもの。
理解するには一筋縄では行かない部分も多分にあるのだ。（だから筆者は「超」がつくほど苦手分野である）

今日の報では、アメリカは世界の注目を受けている情勢に、内政干渉しているかの様な報があり、
当事国イランでは、大統領選敗北候補の関係者が拘束され始めている。

弾圧を黙認するか、否か…その国の国政にもよるだろうが、内政維持の為に、
公然と人の命を奪う政府を、国際社会が黙認する事は出来ないだろう。
今回の抗議デモが世界に訴えかけているのは、一体何か？
見極める事もまた、必要な気がする筆者なのだが…
日本の国政における反面教師にする材料にはなり得ないだろう。

　
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タグ：イラン 大統領選挙 抗議活動 デモ 暴動 弾圧

コメント 1

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takemovies様

こんばんわ♪　いつもnice！ありがとうございます。
by みかんママ (2009-06-20 23:08)